こんにちわ、シャンプー&トリートメントはキレイな髪の土台作りだと思っている美容師ブロガーのすじ(@suji_sujirog)です。
大手美容メーカーのミルボンから出ている「グローバルミルボン」シリーズ。
シリーズなので種類も豊富で色んな髪質のお客様に「グローバルミルボン」シリーズを使ってきたのでまとめて説明していきます。
なので本記事は「『グローバルミルボン』シリーズ(シャンプー&トリートメント)の選び方」について書いていこうと思います。
「グローバルミルボン」シリーズの選び方
まずなぜ8種類もあるのか?
それは幅広い髪質の人や頭皮や髪のお悩みを解決するためです。
選ぶときに僕が基準にしているポイントを3つに分けて解説していきます。
- 自分の髪質がどんな髪質かを把握する
- 未来の髪や頭皮をどうしたいかを明確化
- その時期特有のお悩みを踏まえる
1・自分の髪質がどんな髪質かを把握する
そもそも自分の髪質が少し間違って認識している人が多いです。
なので1回美容師さんにしっかり見てもらい自分がどんな髪質なのか教えてもらいましょう。
その時に知ってほしい情報は3つあります。
- 髪の太さ
- 髪の硬さ
- クセが有るか無いか
髪の太さは細毛、普通毛、太毛の3つに分かれます。
髪の硬さは柔らかい、普通、硬いの3つに分かれます。
クセは有るか無いかのどっちかですね。 まずこの3つをしっかり把握しましょう。
2・未来の髪や頭皮をどうしたいかを明確化
自分の髪質を把握したら次に今後どのような髪にしたいかを明確にしましょう。
例えば、ダメージを補修してツヤ髪にしたい… 根元のボリュームが出ずペタんとしてしまう… などのお悩みを解決しどんな髪になりたいかをしっかり明確化することで間違えたアイテムを選んでしまう可能性が低くなります。
3・その時期特有のお悩みを踏まえる
日本は四季があります。
その時期によって髪のお悩みが少し変わったりします。
わかりやすい時期だと梅雨が分かりやすいですね。
湿気が多くなり普段あまりクセが出ない人もうねったり、ボリュームが出にくい細毛はなおさらペタっとしちゃいます。
あとは冬の時期だと乾燥が気になりますよね。
その時期を踏まえてその期間だけ少しアイテムを変えたりすることで1年中キレイな髪で過ごせます。
もし選択肢が複数あってどっちがいいか分からない場合は美容師さんに聞きましょう。
美容師は髪のプロで商品知識もしっかり勉強しているので安心してください。
以上3点が選ぶ上で大事なポイントになります。
次に「グローバルミルボン」のアイテム1つづつ紹介していきます。
「グローバルミルボン」の特徴
まず「グローバルミルボン」シリーズの特徴をわかりやすく説明します。
「グローバルミルボン」シリーズの2つ特徴があります。
1・棒状空洞化
2・SSVRシルク
これが全ラインナップに配合されています。
「グローバルミルボン」シャンプー&トリートメント
「グローバルミルボン」は全部で7種類に分かれています。
なので1つづつ今から紹介していきたいと思います。
1・グローバルミルボン スムース
グローバルミルボンスムースはキューティクル補修をしてくれてどんな髪質でも対応してくれます。
ファインヘア(軟毛向け)、ミディアムヘア(普通毛向け)、コースヘア(硬毛向け) の3種類です。
シャンプー
シャンプーは透明です。 使った感じは泡立ちがすごい良かったです。
洗った後は髪が軋むことは無かったので使いやすいシャンプーですね。
トリートメント
トリートメントは固めの印象 つけた瞬間髪がツルっとなりました。
多くのお客様に使いましたが選択を間違えないかぎりベタつくことは無かったです。
しかし、ハイダメージの人には少し物足りない感じがしました。
ブリーチ毛じゃない限り満足いく仕上がりになるでしょう。
メリット&デメリット
- シリーズの中で1番髪の質感(ツヤ、サラサラ)を出してくれる
- 髪質によって選べるのでどんな髪質にも対応してくれる
- サロントリートメントもあるので相乗効果が得られる
- ハイダメージ毛(ブリーチ毛)の人には不向き
- 選び方を間違えるとベタついたり物足りなさを感じる
- 太さ 細毛、普通毛、太毛
- 硬さ 柔らかい、普通、硬い
- クセ 無い人、少し有る人もOK
2・グローバルミルボン モイスチュア
グローバルミルボンモイスチュアは乾燥にしっかりアプローチしていきます。
「グローバルミルボン」シリーズの中で一番保湿してくれます。 乾燥が気になる冬の時期だけでもモイスチュアに切り替えるのもいいと思いますよ。
シャンプー
シャンプーは乳白色です。
泡立ちはあまり良くないです。
ですが、泡立つと柔らかい弾力のある泡で洗いやすいです。
トリートメント
トリートメントは柔らかめです。
つけると髪がツルっとします。
乾かした後はしっとりせず柔らかく扱いやすくしてくれます。
メリット&デメリット
- シリーズの中で1番保湿力がある
- 髪の乾燥、硬さが気になる人にオススメ
- サロントリートメントもあるので相乗効果が得られる
- しっとりとすると言われているがそうでもない
- ボリュームを出したい人にはオススメ出来ない
- 泡立ちが悪い
- 太さ 普通毛、太毛
- 硬さ 普通、硬い
- クセ 無い人、有る人
3・グローバルミルボン リペア
グローバルミルボンリペアは髪のダメージを補修し髪を丈夫にしてくれます。
リペアは「グローバルミルボン」シリーズの中で一番ダメージ補修をしてくれます。
なのでリペアにおすすめな人はダメージの進行が進んでいる人です。
シャンプー
シャンプーは乳白色です。
泡立ちは良好で香りもリラックスできる良い香り。
洗いあがりも髪がキシむことが無いので使いやすいシャンプーだなと思います。
トリートメント
トリートメントは固くもなく柔らかくもない感じです。
つけた時は髪の指通りがとても良くなります。
乾かした後は髪の毛1本1本しっかりした感じがしました。
なので、髪が太くて硬い人は余計なボリュームが出る可能性があるので注意してください。
髪が細毛~普通毛の人には満足いく仕上がりになると思います。
メリット&デメリット
- シリーズの中で1番ダメージ補修能力がある
- 髪のダメージ、ブリーチをしている人にオススメ
- サロントリートメントもあるので相乗効果が得られる
- 色落ちが激しいのでカラーした直後は使用をオススメ出来ない
- ボリュームを出したくない人にはオススメ出来ない
- 太さ 細毛、普通毛
- 硬さ 柔らかい、普通
- クセ 無い人
4・グローバルミルボン ヒートプロテクティブ
ヒートプロテクティブは熱ダメージケアに特化したシャンプー&トリートメントです。
熱ダメージを受けた毛髪タンパク質を補修し、内側からやわらかな髪に導きます。
熱ダメージで毛先が広がり、硬さやゴワつきがある人におすすめ出来るアイテムです。
シャンプー
シャンプーは乳白色です。
泡立ちは良好で香りもリラックスできる良い香り。
泡は柔らかくシャンプーがしやすいです。
洗いあがりは髪が軋むこともなくストレスが無いです。
- 泡をしっかり泡立て毛先まで泡を行き渡らせましょう。
- 泡立ちを良くする時は予洗いを1分以上しっかりすれば良い泡が出来ます。
トリートメント
トリートメントは固くもなく柔らかくもない感じです。
つけた時は髪の指通りがとても良くなります。
しっとりとゆうよりサラサラに仕上がりました。
しっとりしたい人には少し物足りない感じがするのでその時は洗い流さないトリートメントで調整しましょう
- トリートメントは毛先につけた後、毛先を握るようにもみ込むとより効果アップします。
メリット&デメリット
- どんな髪質の人でも使える
- 髪がやわらかくなりまとまりやすい状態にしてくれる
- しっとりとさせたい人には不向き
- 太さ 細毛、普通毛、太毛
- 硬さ 柔らかい、普通、硬い
- クセ 無い人
5・グローバルミルボン アンチフリッズ
グローバルミルボンアンチフリッズは髪の水分量を整えてうねりやクセを扱いやすくしてくれます。くせ毛に対して保湿成分が内部の水分を均一化し、保護オイルが髪の表面をコートすることで水分を維持し、やわらかく扱いやすい髪にしてくれます。
シャンプー
シャンプーは透明です。
水っぽいシャンプーなので指の隙間からけっこう垂れてきます。
なのでしっかり隙間を作らないようにする必要があるので少し使い辛いです。
泡立ちは良好で洗い終わった後は髪は軋まないです。
トリートメント
トリートメントは柔らかめです。
つけた瞬間髪がツルっとしてくれます。
仕上がりは軽めでサラサラに仕上がりました。
なので、太くて硬い髪の人には少し物足りないかなと思います。
それ以外のお客様に使いましたがベタつくことはまったく無かったのでわりと使いやすいトリートメントだなと感じました。
メリット&デメリット
- クセや広がりを抑えてくれる
- しっとり抑えるのではないのでサラサラになる
- サロントリートメントもあるので相乗効果が得られる
- 太くて硬い髪の毛の人には物足りない感じがする
- 太さ 細毛、普通毛、太毛
- 硬さ 柔らかい、普通
- クセ 有る人
6・グローバルミルボン ボリューム
グローバルミルボンボリュームは髪の根元からふんわり自然なボリュームを出してくれます。
ボリュームにおすすめな人は名前の通りボリュームが欲しい人です。
女性の人だとショートスタイルの人とか、男性の人だとペタンとしてボリュームが出ない人がいいですね。
シャンプー
シャンプーは透明です。
泡立ちは良好で、洗い上がりは髪が軋むこともなかったので使いやすいシャンプーですね。
トリートメント
トリートメントは少し柔らかい感触です。
つけた瞬間髪がツルっとしました。
仕上がりもサラサラとしてベタつきたくない人は好きになれるトリートメントだと思います。
しかし、ハイダメージの人やしっとりさせたい人には物足りないかもしれません。
香りはさわやかな香りなので嫌いな人は少ないと思います。
メリット&デメリット
- 根元から自然なボリュームを出してくれる
- ふんわりするので毎日のスタイリングの時間が短縮される
- ボリュームを出したくない人にはオススメ出来ない
- ダメージケアやクセ毛に対する効果が無いので使える人が限られる
- 太さ 細毛、普通毛
- 硬さ 柔らかい
- クセ 無い人
7・グローバルミルボン スカルプ
グローバルミルボンスカルプは5つの頭皮トラブルを改善に導いてくれます。
- フケ
- かゆみ
- 乾燥
- ベタつき
- におい
この5つを解消することによって頭皮環境がとても良くなります。
シャンプー
シャンプーは透明で固めのシャンプーになっています。
使うと少し清涼感があるのでリフレッシュ出来ます。
トリートメント
トリートメントは乳白色です。
柔らかくも固くもないので頭皮にも髪にもなじみやすいですね。
髪にも効果があるのでパサつくことがあまり無いのでよほどしっとりにしたい人じゃなければ幅広い人に使えるトリートメントだと思います。
しかし、今ある髪をサラサラにしたい、ダメージ補修したいとゆう人にはあまりオススメ出来ません。
メリット&デメリット
- 頭皮環境を整えてくれる
- スッキリしたい人にオススメ
- サロンにスキャルプのヘッドスパもあるので相乗効果が得られる
- ヘアケアが他のラインに比べて劣っている
- シャンプーが固めなのでボトルじゃないと出しづらい
- 太さ 細毛、普通毛、太毛
- 硬さ 柔らかい、普通、硬い
- クセ 無い人、有る人
8・グローバルミルボン エクステンディット
エクステンディットはカラー後の髪と頭皮の状態を整えてくれます。
エクステンディットは炭酸が入っているシャンプーなので炭酸シャンプーのカテゴリーに入ります。
効果としてはカラー後の頭皮の状態を整えてくれるので、カラー後にかゆみや赤みが出てくる人におすすめなシャンプーです。
炭酸シャンプーなので泡で出てきます。
出す前に良く振って平面に置いて使いましょう。
泡で出てくるので泡立てる必要が無いので楽ですね。
使っている時は少し清涼感がありますが、そんなに強くないです。
シャワーで流した後も髪のキシみが少ないので使いやすいアイテムだと思います。
1つ注意が必要なのは、毎日使うと乾燥の原因になってしまうかもしれないので週に3回ぐらいを目安にしましょう。
メリット&デメリット
- カラーした後の髪と頭皮の状態を整えてくれる
- いつも使っているシャンプーと併用が出来る
- カラーしていない人にはあまり効果が無い
- 毎日使えないし毎日使うと乾燥してしまう可能性がある
- 太さ 細毛、普通毛、太毛
- 硬さ 柔らかい、普通、硬い
- クセ 無い人、有る人
『グローバルミルボン』シリーズ(シャンプー&トリートメント)の選び方 | まとめ
本記事は「『グローバルミルボン』シリーズ(シャンプー&トリートメント)の選び方」について書きました。
どのシャンプーやトリートメントを使う場合でもまず自分がどんな髪質なのかを知ることが大事です。
それを踏まえて未来の髪の毛をどうしていきたいかを選びましょう。
あとは日本は四季があるのでその時その時で変えるのもアリですよ。
最後まで読んでくれてありがとうございます!
参考になれば嬉しいです!
以上、美容師ブロガーすじ(@suji_sujirog)でした!