こんにちわ、サロン専売品が1番のヘアケアだと思っている美容師ブロガーのすじ(@suji_sujirog)です。
皆さんの中に「高級アルコール系シャンプー」って聞いた時ある人はいますか?
シャンプーのことをネットなどで調べている人は一度は目にした時あると思います。
その中には、「高級アルコール系シャンプー」はあまり良くないと書いてあるものもあると思います。
サロン専売品の中にも普通に使われています。
なので、本記事は「『高級アルコール系シャンプー』について美容師が解説」について書いていこうと思います。
高級アルコール系シャンプーとは?
シャンプーに配合されている界面活性剤によって種類が分けられます
「高級アルコール系シャンプー」に属される成分は
- ラウリル硫酸ナトリウム
- ラウレス硫酸ナトリウム
- ラウレス硫酸アンモニウム
有名なのはこの3つです。
これは『高級アルコール系界面活性剤』と呼ばれています。
これらが配合されているシャンプーを『高級アルコール系シャンプー』と言われています。
高級アルコール系シャンプーの特徴
特徴は2つあります。
まず1つが洗浄力と脱脂力が強いことです。
なので
- ハードなスタイリング剤を使用する人
- 頭皮がベタつきやすい人
- 汗をかきやすい人
におすすめです。
しかし、その反面
- 頭皮のフケやかゆみで悩んでる人
- パーマやカラーをしている人
- 髪のダメージを気にしている人
にはあまりおすすめ出来ません。
あともう1つ特徴があります。
それは原価が安いことです。
安いのにしっかり洗ってくれるので市販品によく使われています。
なので、コストを抑え安価で販売できるのです。
サロン専売品にも含まれているものがありますがサロン専売品はアミノ酸系界面活性剤やベタイン系界面活性剤など色んな種類の界面活性剤を使用しているので、ラウレス硫酸ナトリウムが入っていても『高級アルコール系シャンプー』には入りません。
グローバルミルボンリペア
シリコンとの関係
「高級アルコール系界面活性剤」と「シリコン」は一緒に配合されていることが多いです。
なぜ一緒に配合されているかと言うと洗浄力と脱脂力が強いので「シリコン」が入っていないと髪の毛がガシガシになり指が通らなくなるからです。
また「シリコン」についてはまた詳しく話したいと思います。
余談ですが、
そういえば数年前「ノンシリコン」のシャンプーやトリートメントが流行りましたね。
最近はまったく聞かなくなりました。
なぜかと言うと先程も説明した通り頭皮のフケが多くなったり、髪の毛がすごいパサパサしたりとゆうことが日本全国で発生しだんだん人気が無くなっていきました。
僕ら美容師は「ノンシリコン」と聞くと頭皮用のシャンプー&トリートメントなのかなっと想像します。
あの時「ノンシリコン」のシャンプーがCMや雑誌にバンバン出てて「本当に髪の毛に良いのか?」と思っていました。
CMや雑誌で「シリコン」を悪者にして話題にしたかったんでしょうね。
高級アルコール系シャンプー | まとめ
本記事は「『高級アルコール系シャンプー』について美容師が解説」について書きました。
「ラウレス硫酸ナトリウム」が入っているからとゆって決して悪いものではありません。
くりかえしになりますがサロン専売品にも入っているものがあります。
それでも髪の毛がキレイになるのは、美容メーカーさんが色々なバランスを考えシャンプーを作っているからです。
それでもその値段の価値はあると思うので、僕はサロン専売品を使うのが髪と頭皮にとって1番良いと思っています!
最後まで読んでいただきありがとうございます!
これが少しでも参考になれば嬉しいです!
以上、美容師ブロガーのすじ(@suji_sujirog)でした!